日本大学理工学部 精密機械工学科

Activity学生の活動

ロボット工房活動記

ロボット工房活動記

ロボット工房活動とは

日本大学理工学部では、「ものづくり」や「実習実験・安全教育」を初年次からの教育に取り入れ、より実践的な教育へと昇華させていくPBL教育シナリオを展開しています。また、フィールドワークや競技会、社会福祉活動等を通じ、社会で通用する人間力の育成に力を入れています。
このようなコンセプトのもとで立ち上げられたのが「未来博士工房」です。未来博士工房とは、学科の特色を生かし、ものづくりに重点をおいた課外活動です。
精密機械工学科では、未来博士工房として、「ロボット工房」を開いています。ロボット工房では、学生主体でロボットを設計・製作し、競技会への参加や学外イベントでの奉仕活動を行っています。

活動紹介

スターリングエンジンプロジェクト宮良善幹、馬場政幸(2018年度卒業)

4年間のロボット工房での経験

4年間のロボット工房での経験

私は高校生のときからスターリングエンジンに興味があり、大学入学後から直ぐにロボット工房でメンバーを集めてスターリングエンジンプロジェクトを立ち上げました。目標は、スターリングエンジンの性能を競う「スターリングテクノラリー大会」に出場し、入賞することでした。日々の活動は、各メンバーで協力して部品の設計・製作、改善をおこなってきました。理工学部にはロボット工房のほかにも学科特有の工房プロジェクトがあり、共有する工作室でボール盤やフライス盤、3Dプリンタ等の工作機器を自由に使えます。その結果、第19回(2015年)スターリングテクノラリー大会では、Mクラス(ミニスピードクラス) 4位となり、当初の目標を達成しました。その後、4年生の卒業研究でもスターリングエンジンを用いた小型発電機をテーマとして、論文をまとめ上げました。