日本大学理工学部 精密機械工学科

Laboratory研究室・教員紹介

力学系
知的構造設計研究室

知的構造設計研究室 イメージ

研究紹介

AIを応用した機械創造支援の研究

機械設計・生産において近年、コンピュータ援用エンジニアリングが発展し、効率よく品質の良いモノをたくさん作れるようになりました。構造や機構の解析手段も充実し、必要十分な強度・性能を有したモノを、より短期間に開発・生産することにつながっています。

一方、目的の機能・性能を有するモノの形への着想と表出といった概念設計に関しては、生産物の付加価値を大きく左右する上流工程でありながらも、その自動化・効率化はなかなか進んでおりません。

そこで本研究室では、AIを応用した概念設計支援の研究をしています。機械設計における創造的デザインは、付加価値としての意匠性向上もさることながら、道具としての機能・性能にも結びつかなければなりません。モノの機能・性能はその形に表れることから、目的の機能に適した形状を、AIの一つであるサポートベクターマシンによりコンピュータに認識させ、機械創造支援を行う方法を探求しています。

さらに、形状と音・振動特性とを機械学習させて、目的の特性を有するモノの自動設計から製造までを一貫して行う、AI応用デジタルエンジニアリングの研究をしています。

形状創出シミュレーション
形状創出シミュレーション
形状と振動特性
形状と振動特性
3Dプリント
3Dプリント

教員紹介

田畑 昭久准教授

研究分野
知能機械学・機械システム / 構造・機能材料
研究キーワード
知的構造設計 / サポートベクターマシン

Messageメッセージ

AIを活用したデジタルエンジニアリングで、新しいものことづくりを探求しましょう。

教員情報詳細
田畑准教授