知能化ロボット研究室

自律移動ロボットの研究

教授 入江寿弘

現在のロボットは生産現場から解放され、より身近な場所で利用されるようになってきました。このようにロボットと人が共存する社会においては、誰でも安全に使えるロボットが必要になります。そこで私たちはロボットが自律して移動しながら生活を支援するための研究を行っています。ロボットが生活空間で作業するには段差や階段があっても移動できる必要があります。そのための移動機構として展開車輪を考案し実用化を目指しています。(写真1)また、障害物を判断し移動するための環境認識や移動経路生成に人工知能的な手法を用いて制御を行う研究(写真2)や言葉や表情、動作などで人とコミュニケーションを取れるロボットの実現に向けて研究にも取り組んでいます。