精密機械工学専攻1年生の鈴木真里君が日本音響学会2018年春季研究発表会にて学生優秀発表賞を受賞しました。

 精密機械工学専攻博士前期課程1年の鈴木真里君が日本音響学会2018年春季研究発表会にて学生優秀発表賞を受賞しました。これは,鈴木さんが日本音響学会2017年秋季研究発表会(愛媛大学)で発表した研究に対して優れた講演であると認められたことにより表彰されたものです。

 対象の発表論文は,「聴取状態の違いによる車両接近報知音の認知性に関する検討」です。
この研究では,歩行者が車両の接近に気づきやすく不快に感じない車両接近報知音(電気自動車等に搭載されている歩行者に車両の接近を知らせる音)を開発しています。
鈴木さんは,振幅変調させた報知音モデルを試作し,スマートフォン操作の有無における聴取状態の違いが認知性に及ぼす影響について実車実験により検討した結果,特定の周波数を卓越させると聴取状態の違いによらず認知性を向上できる可能性を示しました。
受賞おめでとうございます。

2018年03月16日